酔ったふりをする人を起こすことはできない
A株上場企業の酒鬼酒は、2012年の熟成酒5万本に甘味料が入っていたことで、あたかも酔ったふりをしている。
本来は極めて簡単な話だ。市場監督当局は倉庫に封印された在庫を検査すればよい。甘味料が検出されれば、それを入れたのがメーカーかディストリビューターか第三者かを調べ、世間に説明すべきだった。
ところが、今はメーカーとディストリビューターがそれぞれ別のことを言い、市場監督と裁判所が神々の争いのようにもめている。
この事件が表面化したとき、ディストリビューターが突然良心に目覚めてメーカーを告発したと信じる人はいなかった。利害関係は当事者が一番よく知っている。
ディストリビューターの弁護士は中国中央人民広播電台の取材にこう答えた。もし裁判所がこのロットに問題があると判断するなら、廃棄し、製造・販売責任を追及すべきであって、酒鬼酒の工場に戻すべきではない。問題なしと判断するなら、封印を解いて通常販売させるべきだ。裁判所はその助言を受け入れるべきだと。
今回、地元の市場監督はまるでメーカーの用心棒のようだった。倉庫在庫に問題があると通報されたのに、市場流通品を抽検して「異常なし」と言い換えた。まるで酒鬼酒を飲み過ぎたかのようなすり替えだ。
マーケティングで伸びてきた酒造メーカーとして、酒鬼酒は2012年に塑化剤が基準の2.6倍含まれていたと報じられたことがある。まさか「9012年」になってもなお2012年の酒に悩まされるとは、まるで酒の亡霊に取り憑かれたようだ。やましいことがなければ幽霊が戸を叩いても怖くない。もし本当に甘味料を買ったり加えたりしていないのなら、誰かが問題を訴えた時点で販売を止め、悪意ある中傷として警察に届けるべきだった。なぜ「黒幕」と慌てて交渉し、在庫を引き上げたのか。
あと4日で「小康社会」に入るというのに、そろそろ皆は酔ったふりをやめて目を覚ますべきだ。
公開日: 2019年12月27日 · 更新日: 2026年1月14日