第一原理

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数年前のインタビューで、マスクは「第一原理」(first principles)とは何かを詳しく説明しました。

普通の人は生活の中で「類推」を使いますが、「類推」という考え方は、小さな反復的な発展しか生み出せません。しかし、「第一原理」は、物理的な視点から世界を見ることを要求します。物事を最も基本的な真実にまで煮詰め(you kind of boil things down to the most fundamental truth)、そこから推論します。第一原理思考を使うと、破壊的イノベーションをもたらすことがよくあります。

テスラの創業過程で、マスクは思考に「第一原理」を採用しました。インタビューの中で、彼はバッテリーの例を使って詳しく説明しました。

第一原理思考は、根本原因分析思考とは異なります。一方は問題から出発して根本原因を推測し、もう一方は原理から出発して解決策を推測します。

根本原因分析思考を使って問題から出発すると、サブパス1→パス1→第一原理と段階的に発見できますが、パス2、パス3、パス4を発見するのは困難です。なぜなら、この考え方は問題から推論を始めるからです。そして、新しいパス(イノベーション)は、まさにパス2、パス3、パス4の中に隠されています。これが、第一原理思考を使うと破壊的イノベーションをもたらすことがよくある根本的な理由です。

第一原理思考には限界があります。このきまり悪さを避ける最善の方法は、より多くの第一原理を集めることです。集めれば集めるほど、より多くの問題を解決できます。第一原理思考を養う近道は、学際的な学習です。

ウォーレン・バフェットの最も重要なパートナーであるチャーリー・マンガーはかつて、学ぶこと、特に学際的な学習が大好きだと言いました。このようにして彼は100以上の思考モデルを集め、これらのモデルを使って投資戦略を策定しました。

第一原理 - イーロン・マスク オリジナルインタビュー

公開日: 2020年6月14日 · 更新日: 2026年1月14日

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